「悲しみ」を詠い続けた抒情詩人、中原中也。 子供のような目で見た幻想的な風景。 そこから生み出される美しい言葉の響きと心地よいリズム。
そして、少年の面影を残す一枚の写真。 中原中也は、明治40年山口県湯田市に生まれ、 昭和12年、30歳という若さで亡くなりました。 「お母さん、本当は僕は、孝行息子だったんですよ。」 これが、彼の最期の言葉だったといいます。 不器用にしか生きることが出来なかった中原中也。 そんな中也の詩にメロディーをつけて歌う
コンサートを続けています。